今回は、私が2023年6月からカナダのバンクーバーへ留学に行くことについて書いていきたいと思う。
社会人になってから留学するとなると、退職を選択しなければいけないことも多い。
実際私自身も退職を前提に考えていたが、幸い休職制度を利用することができ、会社に籍を残したまま留学へ行く。
上司に退職の相談をした時のことも記事にしているので、興味があれば見てほしい。
この記事では、以下の5点について書いていきたいと思う。
- 留学のきっかけ
- 留学の目的
- なぜカナダなのか
- 留学スケジュール
- おおよその費用
少しでも参考になれば幸いだ。
留学のきっかけ
私が留学を考えた一番のきっかけはコロナ感染だ。
元々、海外事業に興味があり、いずれは駐在や出張などでグローバルに仕事をしたいという夢を持っていた。
TOEICやオンライン英会話など、自己啓発はしていたものの、今の仕事でいつ海外に行けるのかはわからない。
- 現在の仕事で結果を出して…
- 本社に異動して修行をして…
- やっと海外に行けるのは30を過ぎてから…
こんなことをよく考えていた。
また人生経験として、1年以上の長期間を海外で生活したいというバケットリストもあった。
こういったことをコロナ感染の在宅療養中に考えているうちに「やりたいことは今すぐに行動しよう」という気持ちになり、留学を決意した。
コロナ禍でよくある発想かもしれないが、もしコロナがなかったら多忙でここまで考える余裕もなかったかもしれない。
留学の目的
私が考えている留学の目的は以下の3つだ。
- ビジネス英語力の向上
- 国際ビジネス知識・国際取引知識の習得
- 異文化・多国籍人材とのコミュニケーション能力の向上
なぜこういった目的を設定したかというと、
私が考えるグローバル人財に必要なスキルと現状の自分を比較した際に、この3つが大きな課題であると感じたからだ。
また、これらは日本でも学習できることかもしれないが、それとは別に留学でこそ得られる貴重な経験があると考えている。
それはこの2つだ。
- 日本と海外の商習慣の違い
- 海外の視点から見る現在の自分の仕事
これらは海外に長期間滞在しないと感じることができない経験であり、今後グローバルに働く上では重要な視点でもある。
以上、大きな目的として3つ、留学でこそ得られる経験として2つが、今回の留学の目的だ。
なぜカナダに行くのか
留学先としてなぜカナダを選んだのか。
それはCOOPプログラムというプログラムに参加するためだ。
簡単に説明すると、カレッジでの学びと現地企業でのインターンがセットになったプログラムだ。
このプログラムを有しているのがカナダだけであり、他の国にも似たようなものはあるが、費用面などを考慮して本プログラムを選択した。
また、よく聞かれるのがワーホリとの違いだ。
確かにワーホリの方が有名だが、一番の違いは経験できる仕事のレベルだと考えている。
ワーホリ | 英語力が低くても働きやすい職種 (飲食店・牧場・清掃など) |
COOPプログラム | カレッジでの座学に関連した職種 英語力がある程度必要 (マーケティング・メーカー営業・業務補助など) |
もちろんワーホリでハイレベルな職種に就く人もいれば、COOPプログラムで英語力が重要視されない職種に就く人もいる。
一般論として、COOPプログラムはカレッジで英語力とビジネス知識を学習してからインターンに臨むため、よりレベルの高い職種に就けると考えている。
結論、将来のキャリアに活かすことを考えた時に、COOPプログラムの方がより有意義な経験ができると感じたため、このプログラムを有するカナダを選択したということだ。
留学スケジュール
留学スケジュールは以下の通りだ。
- 語学学校(英語) 4ヶ月
- COOPプログラム(座学)6ヶ月
- COOPプログラム(インターン)6ヶ月
合計1年4ヶ月の留学を予定している。
最初はフィリピンの語学学校も検討していたが、やはり現地の生活に慣れるためにもプログラム前にある程度カナダに滞在する必要があると考えた。
またフィリピンで英語力を上げたとしても、カナダの英語を聞き取れるかはまた別の問題だ。
より有意義なカナダでの留学をするためにも、カナダでの語学学校を選択した。
おおよその費用
出発前にわかっている費用としては、合計235万円程度だ。
内訳は以下の通り。
- 学費 170万(語学学校4ヶ月・ビジネス座学6ヶ月)
- 宿泊費 25万(到着後ホームステイ2ヶ月)
- 保険 25万(1年間)
- 航空券 15万(成田→バンクーバー)
あくまで初期費用であり、現地での生活費がさらに必要となる。
簡単に払える金額ではないが、おそらくこれくらいの思い切ったことをしないと人生は変わらないだろうと思っている。
ビジネスに成功している人も、大きなリスクを背負って挑戦してきた人が多い。
それと同じとは言わないが、20代のこの貴重な期間、経験にお金を使うことが重要であることは言うまでもない。
現地でのインターンが有給ということもあり、少しは取り戻すことはできそうだが、ワーホリに比べると出費が多いのは確かだ。
まとめ
今回は、2023年6月から始まる社会人としてのカナダ留学について書いてきた。
自分の中で整理するための記録としても書いたが、留学を考えている学生や社会人の参考になれば幸いだ。
コロナによって、多くの人の価値観や考え方が変わったことだろう。
私も、今回の留学決意もそうだが、後悔のない人生を歩んでいきたいものだ。
留学中もこのブログで発信していきたいと思うので、見ていただけると幸いだ。
それではまた。
コメント