今回は、先日の日刊薬業の記事でも話題になりました「住友ファーマの日当廃止」について書いていきたいと思う。
私のブログでも何度も紹介しているように、日当はMRの強い味方であり、生活の大きな支えとなっている。
そんな日当が廃止になるとMRにどのような影響があるのか?
今後の製薬業界はどうなるのか?
こういった内容も含めて書いていきたいと思います。
住友ファーマの日当廃止
記事に書いてある通り、2022年4月より住友ファーマは
MRに支給していた「日当」を廃止するとともに、
社員の挑戦的な取り組みを評価する「部門賞与」の導入を決めるなど、
大幅な人事制度改革をスタートさせたとなっている。
大々的には報道されていないが、住友ファーマ以外にも、
昨年に塩野義製薬やGSKなどの会社が日当に関して制度改革をしたことも背景にあるようだ。
Twitterでの反応
続いて、Twitter上での反応について紹介します。
日刊薬業のツイートに対して、引用リツイートをされていた方のみ抜粋しております。、
様々な反応があるが、主な反応をまとめると、
- MRは今後さらに厳しい労働環境になるだろう
- 業界の中でも格差が出来始めている
- 業界だけでなく日本自体がやばい
- 今後おそらく他の会社でもこのような改革は予想される
こんなところだろうか。
ちなみに私の反応は・・・
MRへの影響は?
続いて、MRへの影響について。
私の知る最後の記憶では、住友ファーマは日当2700円だ。(間違ってたらすまん)
つまり日当が廃止されると、1ヶ月で約5-6万円の給料が下がるということになる。
1年で70万円近くになるので、日当廃止のインパクトは予想以上に大きい。
新しく導入される「部門賞与」がどのようなものかは不明ですが、日当に代わるものとは考えられないだろう。
今後の製薬業界はどうなるのか?
続いて、今後の製薬業界について。
昨今、製薬業界では今回のような暗いニュースが多いのが現状だ。
またコンプライアンスの徹底や新薬創出の鈍化など、働きにくい環境になっていく上に今後伸びていく業界でないのが事実だ。
しかし、消滅することがないのも事実で、会社が倒産するなんてことも考えにくい。
今後さらにMRの人数が削減されるのが予想されるため、本当に優秀な人材のみが残っていくといった形になるだろう。
私個人的な考えとしては、
20代の若手MRは、早いうちに見切りをつけて転職するか、覚悟を決めてスーパーMRを目指す。
30-40代の中堅MRは、年収を下げてでも転職するか、希少疾病などの将来性がまだあるMRを目指す。
定年間近の50代のおじMRは、会社にしがみつく。
こんなとこだ。
様々な意見があると思うので、あくまで私個人の考えとして受け取ってほしい。
まとめ
今回は、「住友ファーマの日当廃止」の記事をもとに、MRの影響や今後の製薬業界について書いてみた。
MRにとって日当は強い味方であり、生活の支えとなっているので、このニュースはかなりインパクトがあったのではないだろうか。
今後もこう言った時事ネタも取り上げていきたいと思うので、読んでいただけると嬉しい。
それではまた。
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