本日は、MRの強い味方である「日当」というものについて紹介していきたいと思う。
私の家計簿にも度々出てくる日当。
MRを目指す就活生の中でも
製薬会社のMRになると日当がもらえるらしいよ
と話題になることもあるようだ。
そんなMRの実態について、解説していきたい。
日当とは
そもそも、日当とは何か。
少し固い言葉で説明すると、
出張中に発生した交通費や宿泊費以外の費用
となる。
出張中の食費や少額の諸雑費の支払いに充てるための費用で、
出張している社員の慰労や出張手当としての意味が含まれるそうだ。
MRは日帰りのことが多いですが、出張という扱いになるので、こういった日当が支給されるらしい。
営業手当と日当の違いは?
他業種の人からすると、
営業手当ももらって、日当ももらって、ズルいじゃないか!!
と思われることも少なくないだろう。
実際、営業手当と日当は別物だ。
簡単にまとめるとこんな感じだ。
営業手当 | 日当 | |
課税 | 税金 | 非課税 |
20,000~50,000円/月 | 金額 | 2,000~5,000円/日 |
給料と同時振込 (月1) | 支給頻度 | 経費精算と同時振込 (週1) |
出なくてももらえる | 外勤に出る必要 | 出ないともらえない |
営業手当は、営業としての責任・職務・役割に対して支給されるもの。
日当は、外勤で発生した費用・外食費などの雑費に対して支給されるもの。
こういった違いがあるので、MRは胸を張って、どちらもいただくことができるだろう。
また、日当の1番の強みと言っても過言ではないのが、非課税という点だ。
税金を引かれない分、全額をいただけるということである。
年間で50万円近くが日当であることを考えると、非課税であることのインパクトはかなり大きい。
会社によって金額は変わる?
会社によって営業手当や日当の金額は異なる。
内資と外資でも営業手当と日当のバランスは違うみたいだが、営業手当は2-5万円/月の会社が多いようだ。
しかし日当については、
「4時間以上の外勤の場合 3,000円/日」
「8時間以上の外勤の場合 4,500円/日」
のように、外勤時間に応じて金額が変わることもある。
(これはあくまで例です。)
これは会社によって本当に様々なので、一概に言えないものの、
おそらく多くの会社では営業手当と日当だけで月7-8万円近くの給料が上乗せされているだろう。
MRが高給なのも納得だ。
日当のおかげでほぼ毎週金が入る
日当は、精算すれば翌週には口座に振り込まれることがほとんどだ。
そのため、毎週お金が入ってくるわけである。
一般的なサラリーマンの場合、月に1回の給料日だが、
MRの場合、月に1回の給料日に加えて、毎週1-2万円の収入があるということになる。
このおかげで、家計の管理もしやすく、心の余裕も生まれる。
日当、いつもありがとう。
日当の進化系「宿泊日当」とは
最後に、宿泊日当というものについて紹介したいと思う。
宿泊日当とは、泊まりで出張する際に支給される日当のことだ。
都心部を担当しているMRは、日帰りで仕事をすることがほとんどだが、
地方を担当しているMRは、距離も遠いため泊まりがけで仕事をすることも多い。
そういった泊まりがけの出張の際に支給される日当のことである。
泊まりがけなんて大変そう・・・。
なんて思う方もいるかもしれないが、温泉宿にも泊まれたりするので、案外楽しんでいるMRも多いようだ。
そして、この宿泊日当は、通常の日当に比べて高額だ。
金額は会社によって異なるが、500-1500円くらい高い水準となっていることが多い。
家に帰れないのは辛いけど、その分お金はもらえるということだ。
まとめ
今回は、MRの強い味方である「日当」という手当について紹介してみた。
特徴としては、
- 非課税である
- 毎週振り込まれる(精算すれば)
- 宿泊日当は通常の日当よりも高額
- 金額は会社によって異なる
このような感じだ。
最近ではこの日当が廃止される会社も増えてきており、いつなくなるかわからないのも事実だ。
悲しいが心の準備だけはしておいた方がよさそうだ。
それではまた。
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