今回は、「コロナ感染による在宅勤務の現実」と題して、私のコロナ感染談について書いていきたい思う。
MRは、医療機関を出入りすることも多く、コロナ感染のリスクも比較的高い職業と言えるだろう。
そして実際にコロナに感染してしまった場合、
- 在宅勤務でどのような仕事をしたのか?
- コロナ感染中の仕事で大変なことは何か?
- 私生活への影響は?
こんなことをよく聞かれる。
私がコロナに感染して約1ヶ月在宅勤務を強いられた記録として、今回は書いていきたい。
コロナ感染初期
2月末にコロナに感染。
主な初期症状としては、以下の4つだ。
- 喉の痛み
- 倦怠感
- 微熱
- 悪寒
金曜日に症状が出始めて、週明けの月曜日、陽性と判明。
上司に連絡し、社内のコロナ感染時の書類作成などを行なった。
仕事
感染初期の主な仕事は、
- アポイントのキャンセル、リスケ
- 前週に訪問した施設への連絡
- 厚生労働省関連の書類の入力
意外とやることが多くて大変だった。
仕事以外にも、プライベートの予定も全部キャンセルになったから、多くの人に謝罪したのがメンタル的にきつかったな
生活
感染後10日間は、原則在宅だ。
食料は
- ネットスーパー
- 友達や知人からの差し入れ
- ウーバーイーツ
などで凌いでいた。
味覚障害はなかったものの、一人で食べるご飯はどこか寂しい。
10日間一歩も外に出ないなんて人生で初めてだ
コロナ感染中期
感染して10日ほど経過し、症状もほぼ消失。
唯一残った症状は咳だ。
体調は問題ないのに咳だけが残り続けた。
外に出れても、咳が出ると視線を感じるから少し辛いものがある。
仕事
感染中期の主な仕事は、
- 社内研修
- 製品の勉強
正直、やることがない。
いつから外勤に出られるかわからないので、アポイントの打診もできない。
最低限の仕事をこなし、あとはNETFLIXや読書で時間を使った。
私の場合、干渉されることもないので本当に自由だった
生活
感染後10日間経過すると、外に出られるようになる。
個人的に大きかった変化としては、
- 外に出て買い物ができる
- ジムに行ける
- 人に会える
土日も遊びに行くことができるので、少しずつ日常を取り戻せた。
ちなみに私はコロナのせいで体重が3キロ落ちたので、すぐにジムへ行き筋トレを再開。
10日ぶりの外の世界は本当に感動した
コロナ感染後期
コロナ感染して20日ほどが経過。
いよいよ終盤戦だ。
咳の症状も回復し、完全回復と言っていいだろう。
ちなみに感染後20日くらいは、PCR検査で陽性判定が出るそうだ。
体調が万全で感染のリスクがなくても、陽性判定が出る。
社内のルール上、PCR検査で陰性が出ないと外勤ができないので、在宅勤務が続く。
仕事
感染後期の主な仕事は、
- アポイントの打診
- 外勤解禁後の活動計画作成
先週同様、やることがないです。
外勤再開の目処が立ってくるので、アポイントを打診したりするが、時間が有り余る。
なんとか自己研鑽に励もうとするが、どうも気が進まない。
在宅だと集中できない時はカフェに行ったりした
生活
完全に日常を取り戻す。
コロナから回復してやりたかったことは
- 旅行
- 飲み会(少人数)
- ショッピング
だった。
コロナに感染したおかげで、これら当たり前のことができる幸せを心の底から感じることができた。
当たり前がどれだけ幸せかを再認識させてくれたな
コロナ終了
まだPCR検査の結果は陽性ですが、おそらく近いうちに陰性になる見込みだ。
陰性判定が出れば、外勤ができるようになり、仕事にも日常が戻ってくると思われる。
それまでは、在宅勤務で自己研鑽に努めていかなければならない。
まとめ〜コロナに感染して〜
今回は、コロナ感染による在宅勤務の現実について書いてみた。
在宅勤務で一番感じることは「やることがない」。
自己研鑽を突き詰めればやるべきことはたくさんあるかも知れないが、人間そんなにストイックになれないものだ。
日頃から個人プレイで誘惑と闘っているMRだが、在宅勤務のMRは更なる誘惑との闘いであった。
昼寝しようと思えば何時間でもできるし、Youtubeも見放題。
何より、今回私はコロナに感染して感じたことは
- 痛みなく体が動かせること
- 美味しくものが食べられること
- 健康に毎日過ごせること
これらが本当に幸せであるということだ。
日頃から感謝の気持ちは大切にしていたが、コロナ感染により再確認させてもらった。
こういった意味では、コロナになってよかったかもしれない。
今後とも、感謝の気持ちを忘れず、MRとして元気に働いていきたいと思う。
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