・社会人5年目 (26歳)
・製薬会社営業職 MR
・スパルタンレース(年代別準優勝) 
・元キャバクラボーイ
・2023年6月〜カナダ留学・インターン🇨🇦

コロナをきっかけに留学を決意。上司に退職を伝えたところ自己研鑽休職制度を勧められ、2度の本社プレゼンを踏まえ権利獲得。MRを休職してカナダでの留学・インターンに挑戦する。

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【MRブログ】4年間のMRを振り返る

MRという仕事

今回は、6月より留学へ行くにあたって、これまでの私のMR人生を振り返りたいと思う。

入社5年目となり、MRとしては研修期間も含めると4年間働いたこととなる。

この4年間で得た経験を記録として残すと言う意味でも、記事を書いていきたいと思う。

嬉しかったことやりがいを感じたことやめようと思ったことなど色々書いていこう。

入社1年目(新入社員)

半年の研修期間

MRは入社してから約半年間、認定試験合格のためにホテルなどで箱詰め研修がある。

一日中勉強に明け暮れ、研修が進むに連れてプレゼンロールプレイなどもあった。

文系出身の私は、模擬テストの点数が最下位常連

あがり症のためプレゼンはガチガチ

本当に自分はMRになれるのだろうか?

とよく頭を抱えたものだ。

それでも同期と同じ宿で過ごした半年間は本当に楽しかった

同期内恋愛飲み会など、まだまだ大学生気分が抜けずに研修部の人たちに迷惑をかけたのもいい思い出である。

そんな日々を約半年過ごし、配属ガチャへと続く。

運命の配属ガチャ・MR認定試験

研修が終わり、ついに配属。

MRは全国どこに飛ばされるかわからない、まさに配属ガチャである。

ガチャの結果、私は第3希望の地域に配属された。

正直、かなり当たりだ。

新人のすたばです!!
よろしくお願いします!!!

元気な挨拶だけを取り柄にいざ配属。

1年目の仕事といえばMR認定試験の合格であるため、営業活動は程々に勉強中心の生活だった。

MRの引き継ぎと勉強の日々・・・・

 

そして12月のMR認定試験本番、結果は無事合格

1年目最大の仕事をやり遂げ、私のMR1年目が終わった。

入社2年目(コロナの始まり)

コロナの猛威

MR試験を合格し、これからMR本格始動!というタイミングでコロナが猛威を振い始めた

未知のウイルスに講演会説明会はすべて中止

状況に合わせた在宅勤務が定着した。

コロナ前の多忙なMR生活を考えると、天国のような生活だった。

毎朝の卸訪問がなくなり、定時退勤によるプライベートの充実。。。

健康に気を付けるようにもなり、食事運動への意識も大きく変わった。

この意識の変化が、今後の私の人生にも大きく関わってくるとはこの頃は予想もしてなかっただろう。

ゆるふわMR爆誕

コロナの猛威から半年が経ち、世間もだいぶ慣れてきたが、医療現場はコロナの対応に追われていた。

MRが活動できる施設も限られ、コロナ前の半分ほどしか活動できなかった。

郵送手紙などで暇になることはあまりなかったが、多忙なMRのイメージとはかけ離れたゆるふわMRが多くの会社で爆誕したことだろう。

私もその一人だ。

そんなゆるふわMRをしている中で、プライベートの方では新たな挑戦をした。

それがスパルタンレースだ。

健康のために始めた運動がいつの間にかガチになり、過酷なレースに挑むまでになった。

ここから私の公私共にスパルタンな私生活が始まる。

入社3年目(余裕と不安)

多忙なMR生活 再び

入社3年目になり、いよいよ新人ではなくなる年次となってきた。

幸い大きな異動はなく、落ち着いた日々を過ごしていたが、

新製品の発売新しいデータの紹介など、ゆるふわMRながらも多忙な生活が戻ってきた。

多忙で疲弊した記憶はあるが、今となっては公私共に本当に充実した生活だ。

年齢的にも将来のことは深く考えておらず、気楽に生きていたから悩みも少なかったのだろう。

あっという間の半年間だった。

コロナ感染

多忙な生活が少し落ち着いた一方で、コロナが再び猛威を振い始めた

そして私もついにコロナ感染

会社からは一定期間の在宅勤務を指示され、人生初「1週間一歩も家から出ない」を経験

 

できる仕事は限られており、当然ながら時間が有り余った。

そこでふと思いついたのが自分の将来・キャリアプランについてだ。

今後自分はどんなキャリアを歩んでいきたい?

人生でやっておきたいことは?

そのために今やるべきことは?

こんなことを考えているうちに、在宅勤務が終了。

唯一出た答えとして「海外への長期留学」を20代のうちに成し遂げることを決意。

上司に相談へと続く。

入社4年目(海外に向けて)

上司に相談・プレゼン1回目

MRの仕事が落ち着いている中、在宅勤務で考えたことを上司に相談した。

詳しくはこちらの記事を見てほしい。

【MRブログ】上司に退職の意向を伝えてみた
今回は、先日、上司に退職意向を伝えた時のことについて書いていきたいと思う。退職や転職を検討されている方へ、少しでも参考になれば幸いだ。退職を考えたきっかけまず、私がなぜ退職を考えたのかについてだが、...

トントン拍子でことが進み、会社を辞めずに留学へ行くために本社へのプレゼンを行なった。

結果は撃沈

自分の考えの甘さを痛感するとともに、社会の厳しさを再認識した。

 

そこからもう一度MRの仕事に集中し、結果を出した。

そして上司に再度相談。

もう一度だけチャンスをください!

2回目のプレゼンへと続く。

世界へ羽ばたけ・プレゼン2回目

2回目のプレゼンに向けて取り組んだのはMRの仕事だけではない。

  • ITパスポートの取得
  • 簿記3級の取得
  • スパルタンレース準優勝

いずれもMRに関係ないものかもしれないが、「自分は目標に向かって努力できる人間である」という材料にするため取り組んだ。

その成果あってか2回目のプレゼンで、合格

上司の後押しもあり、なんとか休職制度を利用できることとなった。

 

MR人生の中で最も印象的なのは、やはりこの半年間だろう。

MRとしての仕事が社内で認められた瞬間でもあり、自分の中では最もやりがいを感じた

4年間のMRを通して

これにて私のMR人生は一つの区切りとなる。

振り返ると、

  • 配属3週間で出禁になったり
  • エリアで一番大きい病院の部長をブチギレさせたり
  • 面会サボってたら競合品に全切替されたり

やらかした記憶の方が多い。

それでも、

  • 実際に患者さんに使って容態が良くなった話
  • 大きい病院に製品を採用してもらったこと
  • 先生とプライベートで野球を見に行ったこと
  • 単純に顧客からの「ありがとう」

これらによってMRとしての楽しさややりがいを感じることができた。

異動が多いとされるMRで3年半も同じエリアを担当させていただいたことも本当にありがたい話だ。

 

実はやめようと思ったことは、数回だけある。

タイミングとしては

  • 先生にブチギレられた
  • 製薬業界の将来性が不安視されるニュースを見た時
  • 他業界の仕事の方が楽しそうに見えた

2、3年目の時にこんなことを考えたこともあったが、冷静に考えて「MRで3年も続かないのヤツが他でも通用しない」という答えに辿り着いていた気がする。

結果的にやはり辞めずに続けてよかったと思う。(結果論だが)

最後にひとこと言わせてもらうとすれば、

関わってくれた全ての皆様、クソお世話になりました!!!

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