今回は、前回に引き続き、
配属された新入社員がするべきこと(知っておくべきこと)というテーマで書いていきたい。
今回は配属後数ヶ月。
配属地にも慣れ始め、やっとMRらしく仕事ができ始める頃だろうか。
今回はそんな時期にするべきこと(知っておくべきこと)を3つ紹介したい。
数年前の私の経験を活かしていただけると嬉しい。
とにかく上司には頻回報告
ポイントは頻回報告だ。
配属して数ヶ月は、上司にどれだけ「仕事を一生懸命やっているか」を見せる期間でもある。
些細な相談でもいいし、訪問した施設の反応でもいいので
とにかく頻回報告をすることで、熱意を見せることができるだろう。
課長!佐藤クリニック行ってきました!!説明会を来月いただいたので、同席お願いできますでしょうか!!
所長!田中病院の院長に怒られ出禁になりました!申し訳ございません!!
出禁などのネガティブな報告も当たり前ですがしっかりした方が良いだろう。
実際、私も配属3週間で出禁になった施設があり、上司に謝りに行ってもらったことがある。
「頻回報告して、熱意を魅せる」
体育会系ではあるが、業界的にも根深く残っている考え方であり、こういう気質の社員は多い。
最初の数ヶ月は苦しいと思うが、頑張ってみてくれ。
他社MRに会ったらこちら側から挨拶
ポイントはこちら側からだ。
配属され数ヶ月すると、担当エリアを一人で回り始め、様々なメーカーと会う機会がある。
コロナで会う機会は激減したが、卸や病院などで会った際には必ずこちら側から名刺を渡しにいくべきだ。
初めまして!この秋から配属されました!スタバ製薬の鈴木と申します!!よろしくお願いします!!(ハキハキ)
特にエリアの先輩方は、困った時に助けてくれることがあるだろう。
私もエリアの情報を教えてもらったり、プライベートでも飲みに行ったりと、
最初に仲良くなった方々とは異動で離れてもお世話になっている。
緊張するとは思いますが、名刺を配るくらいの気持ちで、挨拶していこう。
(コロナ前だと、納涼会や忘年会などのイベントがあって、今よりも他社メーカーとの繋がりもあったが、今ではそういったイベントもほぼないのが現実だ。寂しい。)
そんなにすぐに成果は出ない
最後に、「するべきこと」というよりかは「知っておくべきこと」だ。
配属されて数ヶ月、そろそろ何か成果が欲しいと思うかもしれないだろう。。。
しかし、そんなにすぐに成果は出ない。
もちろん成果が出るに越したことはないが、知っておいて欲しいのは、
「配属して数ヶ月で成果が出ないからと言って落ち込む必要はない」ということだ。
こんなに毎日訪問して頑張っているのに、結果が出ない・・・俺なんて・・・
と落ち込む必要はない。
何より1年目の必達目標は、
「MR認定試験合格」だ。
合格さえすれば1年目の仕事はできたも同然だ。
「売上の成績については2年目から」くらいの気持ちで、1年目はできることをコツコツとやり遂げる精神力が大事だろう。
それができれば、1年目で成果が出なくとも、2年目からの活動がグッと楽に、成果も出やすくなるだろう。
気楽にとは言いつつ、できることは一生懸命コツコツと。
目の前のことを愚直に頑張っていくしかないのがこの時期だ。
まとめ
以上、新入社員が配属後 数ヶ月するべきこと(知っておくべきこと)を3つだ。
- とにかく上司には頻回報告
- 他社MRに会ったらこちら側から挨拶
- そんなにすぐに成果は出ない
配属され数ヶ月が経過して、仕事にも慣れ始めてくる頃だろう。
熱意を魅せるために一生懸命頑張ることは大事だが、無理して体調を崩さないように。
力の抜き方も先輩方に教わりながら、まずは数ヶ月間MRとしての活動を色々経験してみてほしい。
新入社員の皆、頑張ってくれ。
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