ロシア極東のサハリンへ行った時のことについて書いていこう。
サハリンに行ったのは2019年のゴールデンウィーク。
コロナやウクライナ戦争が始まる前のまだ平和な時期だ。
今回サハリンに行った目的は
- 廃墟を見に行くため
- 祖父の縁のある地であるため
- 行ったことのない国に行ってみたかったため
こんなところだ。
サハリンへ出発
サハリンに行くには成田空港、新千歳空港から直行便が出ている。
今回は新千歳空港から出国だ。
オーロラ航空が運行しており、プロペラ機での出国はワクワクするものだ。
飛行機内はこのような感じ。
2列シートの小さい飛行機だが、機内サービスもしっかりあった。
新千歳空港からおよそ1時間半、東京に行くよりも早く、あっという間に到着だ。
サハリン半島を上空から眺めながら着陸に入る。
ユジノサハリンスク到着
到着すると入国審査だ。
ユジノサハリンスクやウラジオストクなどの極東ロシアはウェブ上でビザを発行できるので、ロシアの中でも比較的簡単に入国できる。(現在はどうなっているか不明)
無事に入国し、空港の外へ。
ユジノサハリンスク国際空港は非常に小さく国際空港とは思えないほどの規模感だ。
この広さでバスが一台だ。
空港から市街地まで
空港から市街地まではバスでの移動になる。
写真右の青いバス停でバスを待つ。
市街地までは10キロほどあるが、運賃が100円もかからない。
意外にもカード決済がそれなりに発達していたので、クレジットカードがあればなんとかなるだろう。
しかしバスは現金のみなので注意が必要。
市街地はライトアップもされており綺麗だ。
しかし人影は少なく、裏の道を歩けばこの過疎感。
治安はそこまで悪くないらしいが、夜に一人で歩くのは少し怖いものがある。
スーパーへ入ってみると日本のお菓子が数多くあった。
日本から最も近い外国とはいえ、日本を感じられるものはほぼないので少しだけ嬉しい。
ロシア料理店「クロネコ」
夜はロシア料理が食べられるというレストランへ来てみた。
「クロネコ」という店だ。
ボルシチ
右上の生クリームのようなものを溶かしながらいただく。
ピロシキ
非常に美味しい。
ビーツのサラダ。
日本にはない味付けで美味しい。
店員は基本的に英語は通じないが、とても親切だった。
英語メニューとカタコト日本語メニューもあるので、注文には問題ないだろう。
会計は2000円くらいだったが、それ以上の味だ。
まとめ
日本からサハリンまでは地理的にも近く、ロシアとは言えビザが取りやすい地域だ。
現在はどうなっているか不明だが、海外の雰囲気を感じるには最も近い外国かもしれない。
ちなみにサハリンと日本はほぼ同じ経度にあるが、2時間の時差がある。
そのため現地時間で夜9時でもこの明るさだ。(日本時間で夜7時)
1日目は移動だけで終了、明日は最大の目的である廃墟を目指す。
それではまた。
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