今回は、「簿記3級に合格してからのその後の生活の変化」について書いていきたいと思う。
ただの営業マンである私の生活で何か活きたものはあったのか。
また簿記に関するこちらの記事もご覧いただけると幸いだ。
簿記3級を取って変わったこと
簿記3級に合格してよく聞かれるのがこの質問だ。
簿記3級取って何か変わったの?
結論、
そんなに変わらない。
経理の仕事をしているわけでもなく、ただの営業マンだ。
そんな営業マンでも私生活で何か変わったことを強いて言うとすれば、
- 会社で精算の時に専門用語が少しわかるようになった
- 企業のお金事情が表面的ではあるが理解できるようになった
- 家計管理に意識が向くようになった
こんなところだ。
会社で精算の時に専門用語が少しわかるようになった
営業マンであれば、外勤などで使用した経費を精算するケースが多くあるだろう。
その精算の時に、今までは何も気にしていなかった専門用語に目が行くようになった。
- 「小口現金」
- 「前払費用」
- 「未収入金」
精算の画面で出てくる専門用語を理解できるようになった。
ただ、わかるようになっただけ。
大きな得ではないが、知識が増えたことは嬉しい。
企業のお金事情が表面的ではあるが理解できるようになった
簿記3級では、「財務諸表が読める・書けるようになる」のが一つのゴールだ。
そのため、会社の財政状況を理解することができるようになれば、株を買う時などの一つの参考資料になるだろう。
とはいえ、実際にわざわざ財務諸表を見る機会なんてほぼない。
投資を積極的にされている方、経理関係の仕事をされている方などを除いて、一般人である私はほぼ見る機会はない。
読めるようになることは間違えなく得だが、私生活での活用はごくわずかだ。
家計管理に意識が向くようになった
ここまでの二つは、私生活に大きな影響はなかった。
しかし最後の一つはそれなりに影響があった。
それが、「家計管理の意識」だ。
簿記の勉強では、お金の仕訳をすることがメインの作業だ。
それを自分事に置き換えると、家計簿をつける感覚と似ている。
- 出費(食費)1,000円 支払(現金)1,000円
- 出費(家賃)50,000円 支払(普通預金)50,000円
- 収入(給与)2,000,000 受取(普通預金)2,000,000円
私生活でお金を払うとき、受け取るときには頭の中でこういった仕訳をすることが癖になりつつある。
そして、実際に家計簿をつけるようになりました。
簿記を勉強しなくても家計簿はつけられるが、簿記を勉強することによってより質の高い家計簿が作れるようになるだろう。
家計簿つけるのが楽しくて、お金を使い過ぎてしまうのには注意が必要だ。
まとめ
以上、今回は、「簿記3級に合格してからのその後の生活の変化」について書いてみた。
結論としては、そんなに変わらない。
強いて言うとすれば、
- 会社で精算の時に専門用語が少しわかるようになった
- 企業のお金事情が表面的ではあるが理解できるようになった
- 家計管理に意識が向くようになった
社会人になってから、学生のように目標を持って勉強することはあまりないが、簿記3級は約1ヶ月で取得できる上に、生活の役に立つ。
資格は取得する過程も重要だと思うので、自己研鑽の意味でも簿記3級の受験はおすすめだ。
それではまた。
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