こんにちは
6回にわたって書いてまいりましたスイス・リヒテンシュタインの旅ですが、ついに最終回です。
今回の旅で最も印象深く、思い出にもなった出来事が最後に起きました。
どうぞ。
貧乏すぎる晩飯
朝から晩まで存分にスイスとリヒテンシュタインを堪能し、留学先のロンドンへ帰るためチューリッヒ空港へ向かいます。
とにかくお金がなかったので、一番安い早朝の便で帰ります。
そのため宿には泊まらず、到着時同様、空港で夜が明けるのを待ちます。
空港へ向かう途中、チューリッヒ中央駅で何かイベントがやっておりました。
そうです、この衣装はスイスの民族衣装でございます。
早朝にお店で見た衣装と同じです。
この民族衣装、最高に可愛いので、実際に見ることができて大変嬉しかったです。
何のイベントが知らんけど。
最後までスイスを楽しんだところで、チューリッヒ空港へ向かいます。
空港へ到着し、やっと晩ご飯です。(午後10時)
晩ご飯はこちら。
・ブルーベリーヨーグルト
・ペンネ
・パイナップル(半額)
もう少しマシなものもあったかもしれないですが、予算500円とかだったので。。。
そして、これフォークとかないと思うじゃないですか。
日本みたいに親切にくれそうもないので、フォークもわざわざ買ったわけですよ。
そしたらですよ。
食べ進めていくと。。。
いやわかるか!!!!!!!
これはさすがに気づきませんでした。
そして晩ご飯は特に美味しくもなく。。
この貧乏飯もまた思い出の一つです。
晩ご飯を終え、早朝のフライトへ向け寝床を探します。
今回もこんな感じです。
荷物も盗まれないように柵にロックしておきます。
このリュックはロック付きで、刃物も通さないので海外旅にはとても便利なのでおすすめです。
(今度このリュックについても記事書きます。)
さぁ、これで安心。おやすみなさい。
といきたいところでございますが、ここである事件が起きるんですねー
エジプト人ゲイとの出会い
ここからは写真を撮る余裕もなかったので、セリフでお楽しみください。
私がスマホを充電しながらベンチに座っていると、アラブ系の見た目の男性が近寄ってきました。
エジプト人「俺も充電させてもらっていいかい?」
私「どうぞ!」
エジプト人「ありがとう、ところで君はどこから来たんだい?」
私「日本だよ、君は?」
エジプト人「エジプトだけど今はスウェーデンで働いてるよ」
(冬景色のスウェーデンと車関係の仕事の写真を見せてもらう)
私「いいね!VOLVOやん!俺も好き!!」
エジプト人「ありがとう!君は学生?」
私「そうだよ。今ロンドンに留学中で一人旅でスイスに来たんだ」
エジプト人「そうなんだ、これ食べる?。」
(豆みたいなものを勧められる)
私「大丈夫だ、ありがとう」
エジプト人「インスタ教えてよ!」
私「いいよ。ごめん明日朝の飛行機なんだ、寝るわ」
エジプト人「トイレ行かないか?」
私「結構だ」
エジプト人「चलो बाथरूम में चलते हैं」※急にアラビア語。
私「Hum???」
エジプト人「चलो बाथरूम में चलते हैं? क्या आप समलैंगिक हैं ? Are you gay??」
(体を触られる)
私「ん?今ゲイって言った?!」
エジプト人「トイレ行こうぜ、なぁて。」
私(イヤホンして寝たふり)
エジプト人(諦めてどこかにいく)
私(どこか行ったのを確認してダッシュで違う階へ。)
だいぶ割愛しましたが、こんな感じです。
ちょうど先輩がドイツへ行った際に、アラブ系のゲイに股間を触られたという武勇伝を聞いていたので、この時はすぐに気づくことができました。
LGBTの理解が深まる昨今ですので、私も理解はしておりますが、さすがに積極的すぎて引いてしまいました。
そして私は女性が好きです。笑
またアラブ系の方はアジア系の顔が好きというのも聞いたことがありました。
まさかここで実体験になるとは。
別の階へ移動し、老夫婦が寝ていたベンチで夜を明かしました。
振り返ればいい思い出ですが、少し驚きましたね。
無事、早朝のフライトにも間に合い、ロンドンへ帰ることができました。
この機体もかわいいな!!!
スイス・リヒテンシュタインの旅 まとめ
7回にわたって書いてきましたスイス・リヒテンシュタインの旅。
2泊3日(実質0泊)の旅にしては内容が濃かったのではないでしょうか。
文字通り刺激的な一人旅でした。
雄大な自然・国境・空港泊・貧乏飯・エジプト人ゲイとの出会い・・・・・
色々とありましたが、海外一人旅はこれが初めてでした。
お金がなくて最低限のことしかできなかったかもしれませんが、振り返ればこの旅を含めた留学を境に私は行動力が飛躍的に伸びた気がします。
自分の知らない土地、言語も違う土地で困ったときにどうすればいいか。
自ら行動するしかないです。
・コーヒーを飲みたければ自分で注文しなければいけない
・宿にチェックインするには自分から受付の人に話しかけなければいけない
・写真を撮って欲しかったら自分でお願いするしかない
何もかも自分で行動しなくてもなんとかなりつつある時代ですが、海外で一人旅をするとそう簡単にはいかないことがたくさんあります。
そこで身につけた行動力は社会人になったからでも大いに発揮されるかと思います。
特に自分が上司からよく言われる点としては、「物怖じしないメンタル」があります。
この何事も恐れずに行動できる積極性は確実にこの海外での経験が生きていると感じます。
現在はコロナで海外へいけない状況が続きますが、もし社会人になる前に、海外へ一人旅ができる環境、時間、お金があるのであれば、行ってみることを強くお勧めしたいです。
ちなみに私は最後の半年間バイトを4つ掛け持ちしてました。笑
人生何があるか分からないから楽しい!!
これからも刺激的な毎日を過ごしていきたいです!!
以上。
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